消費者金融基礎
無審査キャッシングは現実的ではない。
無審査で借り入れしたいじゃと?キャッシングには審査は絶対ちゅうのは覚えておくぜよ!
私も多重債務者だったので、お気持ちはとてもわかります。
しかし「無審査で借りられる業者」は、どこにもありません。
ヤミ金、街金、クレカの現金化…全部ダメです。
「街金=ヤミ金」とは限りません。
しかし「無審査で貸す街金」は、99%ヤミ金です。
クレカの現金化は「10万につき1万」の手数料を取られるし、あれは違法です。
クレジット会社も覆面調査で、彼らを探しています。
「この業者からの決済は、クレカの現金化だ」と判明したら「それを利用した消費者」にもペナルティを与えます。
(規約で禁止しているのに、手を出したからです)
つまり、あなたもペナルティを食らいます。
このペナルティは自己破産レベルで、ブラックリストに残ると思っていいでしょう。
…というわけで、「もう、借りられる場所はどこもない」のです。
あなたの選択肢は、主に4つです。
- 日払いのアルバイトをする
- 生活保護など、国の融資を受ける
- 自己破産・債務整理をする
- 家族や友達に助けてもらう
これらのうち「日払い、生活保護、自己破産」について、特に詳しく説明します。
【目次】
1.日払いのアルバイトでの稼ぎ方
└1-1.女性…「夜のお仕事」が一番(ソフトなもので大丈夫)
└1-2.男性…夜の仕事の男性スタッフか、倉庫の仕分け作業など
└1-3.都市部に出ると、日払いの仕事は大量に見つかる
2.生活保護の受け方&自己破産の仕方
└2-1.『生活保護』の受け方
└2-2.自己破産のやり方
└2-3.自己破産する時、やってはいけないこと
3.まとめ
└無審査の業者は絶対にダメ。12人に1人が失踪しています
1.日払いのアルバイトでの稼ぎ方
1-1.女性…「夜のお仕事」が一番(ソフトなもので大丈夫)
男性でも同じですが「日払い」と言っても、「その日すぐ働ける」仕事は少ないもの。
「本当に、その日働けて、その日もらえる」というアルバイトなら、夜のお仕事が一番確実です。
体を触られたりしない、ソフトなお仕事で大丈夫です。
カウンター越しにできるガールズバーとかですね。
ガールズバーは大体時給1800円~3000円という求人が多いです。
こういうのは大抵1500円からと思った方がいいでしょう。
(それでも十分です)
体験だと、その日に大体5000円くらいもらえます。
お店によりますが、私がホストの体験をした時はそうでした。
(こういうのは、5000円以下だと渡す方も恥ずかしいので、大抵5000円は渡してくれます)
ちなみに「ソフトなお仕事」は、当然人気が高いです。
「絶対に今日中にお金が必要」なら、多少ハードなお仕事でも、手段を選ばないことをおすすめします。
1-2.男性…夜の仕事の男性スタッフか、倉庫の仕分け作業など
男性の場合、倉庫の仕分け作業などで、「最短即日勤務可」「その日に支払い可能」なお仕事はたくさんあります。
時給は大体1000円程度。その日もらえるのは5000円程度でしょう。
(残りは月給で払われます。私の佐川急便もそうでした)
これらのお仕事は「日払い 今すぐ」と検索するとかなり出てくるので、そこから探してください。
夜のお仕事でも、ガールズバーの男性スタッフなどで、日払いは結構あります。
ただ、女性ほど求人は多くないですし、時給もやや低め。
体験のお給料も低いと考えていいでしょう。
私のホストの時は、体験は5000円で、そこそこの時給でしたが、その後は時給500円程度で、まったく割に合わない仕事でした。
ホストの素質がある方ならいいですが、そうでないなら体験だけで辞めた方がいいです。
(ホストは稼げないというのは、今はもう多くの方が知っているとは思いますが…)
1-3.都市部に出ると、日払いの仕事は大量に見つかる
日払いの仕事は、大都市だったら山ほどあります。
手段を選ばないなら、その日に数万円稼ぐこともできます。
(本当に手段を選ばないなら、ですが)
逆に田舎の場合、日払いは絶望的にありません。
一応見つかっても「登録から実際に働くまで」にかなりのタイムラグがあります。
「その日働いて、その日もらえる」という「ガチの日払い」は、断然都市部が多いです。
私は東京のレンタルオフィスで、最初の3ヶ月、家賃無料で生活していました。
(光熱費&ネット費で、1万円は払うシステムでしたが)
こういうフリーレント期間のある部屋や、シェアハウスなどに住めば、都市部での生活はすぐに始められます。
ギリギリ交通費があるなら、早めに都市部に引っ越して、しばらくの間、がむしゃらに働くことをおすすめします。
2.生活保護の受け方&自己破産の仕方
2-1.『生活保護』の受け方
ポイントだけ簡単に説明します。
- 住んでいる地域の役所に行く(住民票がある地域、ではない)
- 困っている証拠を示す(貯金が、あと1ヶ月か2ヶ月分)
- 病気やケガで働けない場合、診断書を見せる(あるはず)
- その他、資産がないことを示す
重要な部分は、このくらいです。
「本当に困っているなら」生活保護は大抵受けられます。
ただ、収入の数字などで「実態は困っているのに、単純計算したら不適格」となって、却下され、餓死した方もいます。
このあたりの「数字のチェック」をしっかりした上で、申し込みに行きましょう。
(こういう知識を「生活保護リテラシー」と言ったりするそうです。おかしな話ですが…)
2-2.自己破産のやり方
やり方は「地方裁判所に行って、書類を書く」だけです。
書類の費用は合計で3万円程度。
主な作業は「陳述書を書く」「必要な添付書類を揃える」ことです。
自己破産だけでは借金はチャラにはならず「免責」の審査が追加で必要です。
この免責まで終わるのに、大体半年~1年ほどかかります。
2-3.自己破産する時、やってはいけないこと
・一部の業者にだけ返済する
「返済能力がある」ことを示してしまうので、絶対に返済してはダメです。
・事前に業者に知らせる
妨害されたり、訴訟を起こされたりするので、これも絶対NGです。
・弁護士に相談すること
30万~40万ほど取られます。自分でやれば3万円ですし、そんなに難しくありません。
弁護士が正義の味方とは限らない、とよく覚えておきましょう。
3.まとめ『無審査の業者は絶対にダメ。12人に1人が失踪しています』
最後にもう一度強調しますが、「無審査で貸してくれる消費者金融」などは絶対ダメです。
こういう所で借りた人は、12人に1人が失踪しています。
多重債務者は毎年約100万人で、そのうち約8万人が、毎年行方不明になっているのです。
「何だ、8万人だけじゃん」と思うのは、間違いです。
住所がわかっていても「奴隷状態」の人はたくさんいます。
むしろ主流です。
「ヤミ金に手を出して、無事に生きている人は10人に1人もいない」と思った方がいいでしょう。
彼らも基本、返済など期待していないのです。
(あなたをどこかに売り飛ばす、というのが一番の狙いです)
だから「無審査で貸してくれる業者」には、絶対借りてはいけません。