銀行系カードローン基礎

銀行系カードローンの金利を一覧比較!

zenizamurai271

銀行カードローンの金利は、大体「4.5%~14.5%」なんじゃ。消費者金融の金利が大体「4.5%~18.0%」なので、特に上限金利が断然安い、というのがわかるんじゃなぁ!

上限金利というのは「借入金額が少ない時」の金利です。
つまり、ほとんどの場合、この上限金利が適用されます。

下限金利は「借入金額が多い時」の金利。
消費者金融の下限金利なら「500万円を借りた時」ですが、これが適用されることはまずありません。

(500万円借りられる人がいない、ということです。年収1500万円必要なので)

というわけで、下限金利は関係ありません。
上限金利だけ見た時、銀行カードローンと消費者金融ではこれだけ違うんですね。

(しかし、その分消費者金融の方が最短即日借り入れしやすいですし、短期間で少額だったら、利息の差はほとんど出ません)

ということで、消費者金融が悪いというわけではありませんが、ここでは銀行カードローンの中でさらに低金利の所を探し、比較します。

【目次】

1.大手銀行カードローンの金利(実質年率)を比較
1-1.各銀行カードローンの実質年率を一覧にすると?
1-2.大手の銀行カードローンの金利の特徴・違い

2.地方銀行のカードローンの金利(実質年率)について
2-1.東京都の地方銀行のカードローンの金利・まとめ
2-2.地方銀行のカードローンの金利(利率)の特徴
2-3.宮崎県の地方銀行カードローンの、実質年率一覧

3.まとめ「消費者金融の方が金利が安くなるケース」

1.大手銀行カードローンの金利(実質年率)を比較

1-1.各銀行カードローンの実質年率を一覧にすると?

大手の銀行カードローンの金利を一覧にすると、下の通りです。

  • 三菱UFJ銀行…1.8~14.6%
  • 三井住友銀行…4.0~14.5%
  • みずほ銀行…4.0~14.5%
  • オリックス銀行…1.7%~17.8%
  • じぶん銀行…3.9~17.5%
  • 住信SBIネット銀行…1.99~7.99%(プレミアムコース)
  • 住信SBIネット銀行…3.775~12.0%(通常コース)
  • 新生銀行(レイク)…4.5~18.0%

…という風です。
以下、この一覧から、銀行カードローンの金利についてわかることをまとめます。

1-2.大手の銀行カードローンの金利の特徴・違い

まず、際立って安いのは「住信SBIネット銀行」のプレミアムコース。
プレミアムコースということで、特別な審査が必要ですが、それに通りさえすれば、これほどの低金利は他にありません。

(下限金利だけなら、横浜銀行が1.9%と、もっと安くなっていますが、上限金利は横浜銀行の方がだいぶ高くなります)

住信SBIネット銀行を除けば、オリックス銀行の下限金利が非常に安いです。
ただ、これは800万円近くを借りた場合の金利なので、そうそう適用されません。

オリックス銀行は上限金利が高いです。
この17.8%という金利はプロミスと同じで、消費者金融のレベルです。

上限金利は借入金額が小さい時の金利ですから、多くの人に適用されます。
そのため、オリックス銀行は「数百万円借りる人のためのカードローン」と思ってください。

(逆に言えば、その場合は特におすすめできます)

じぶん銀行もオリックス銀行と同じです。
上限金利が少し安いので、こちらの方が一般向けかも知れません。
(といっても、少額の借り入れだったら、他の銀行カードローンにした方がいいですが)

じぶん銀行はKDDIと三菱UFJ銀行が共同でやっているので、auのユーザーは少し金利が安くなります。

一番金利が高いのは新生銀行カードローン「レイク」ですが、レイクはもともと消費者金融なので、銀行カードローンというより消費者金融と思った方がいいでしょう。

銀行カードローンより金利は高いですが、「30日間無利息」「5万円まで180日間無利息」などのサービスもあり、しかも最短即日借り入れしやすいです。
そうした消費者金融独特のサービスも考えると、銀行カードローンなのに中途半端に金利が高い所よりは、おすすめできます。

2.地方銀行のカードローンの金利(実質年率)一覧

2-1.東京都の地方銀行のカードローンの金利・まとめ

東京都の地方銀行の場合、カードローンの金利は下のようになっています。
(数字はすべて実質年率です)

  • 東京都民銀行(パーソナルカードローン)…9.8%
  • 東京都民銀行(WEBカードローン)…4.0%~14.0%
  • 東日本銀行(ホームカードⅡ)…6.975%
  • 東日本銀行(ゆあポケットⅡ)…2.9%~14.5%
  • 東京スター銀行(スターカードローン)…4.5%~14.6%
  • 八千代銀行(プラスユーネクスト)…4.3%~14.5%

…という風です。
以下、この数字から地方銀行のカードローンの金利についてわかることをまとめます。

2-2.地方銀行のカードローンの金利(利率)の特徴

まず「固定型」の金利があることです。
つまり、三菱UFJ銀行などのように「1.8~14.6%」となっていなくて「9.8%」と固定になっている、ということですね。

これは大手でのカードローンでもたまにありますが、地方銀行の方が多く見られます。
借入金額ごとに利率を細かく計算するのは、結構面倒です。

地方銀行では社員さんも少ないし、管理するコンピューターも大手ほど強力なものを導入していないので、こういう計算の手間を、少しでも減らしたいんですね。

借入金額ごとに金利を変動させると、追加でたくさん返済してもらった時など、金利の再計算が必要です。
こういうものが多くの利用者で発生すると、地方銀行ではついていけないんですね。

なので、このように「固定型」が用意されているのです。
金額がさほど変動しないタイプの利用者は、こういう固定型で一括で管理しよう、ということですね。

2-3.宮崎県の地方銀行カードローンの、実質年率一覧

宮崎県の場合、地方銀行のカードローンの金利は、下のようになっています。

  • 宮崎銀行(おまかせくん)…6.0%~14.5%
  • 宮崎太陽銀行(使い上手)…7.0%~14.6%
  • 宮崎太陽銀行(太陽カードローン)…10%~14.6%
  • 宮崎太陽銀行(カードローン九総信型)…7%、10%、14.5%のどれか

…という風です。
宮崎は地方銀行が少ないので、この2銀行だけですが、宮崎太陽銀行が多くの種類を出していますね。

特徴的なのは、「カードローン九総信型」の「3種類の固定金利」です。
固定金利だと、顧客の管理がしやすく低コストにできる…というのは上でも書いた通りのメリットです。

しかし、それだと借入金額に合わせたサービスができません。
本来、たくさん借りている人に対しては金利を安くするのが筋ですし、法律でもそういう規制があります。

というわけで、「管理のしやすさ」「金利変動のメリット」の両立をするために「3種類の固定金利」を用意しているわけですね。
これも、大手銀行ではあまり見られない、地方銀行のカードローンならではの特徴と言えるでしょう。

3.まとめ「消費者金融の方が金利が安くなるケース」

冒頭にも書いた通り、消費者金融と銀行カードローンの金利を比較すると、銀行カードローンの方が断然安くなっています。
しかし、消費者金融の方が安くなるケースもあります。

それが「30日間無利息」ですね。
最初の1ヶ月の利子が、全くなしになるというもの。

例えば10万円を借りた場合、消費者金融なら「1500円」、銀行カードローンなら「1200円」の金利が1ヶ月で発生します。
30日間無利息だと、この「1500円」がなしになるのです。

このリードは、しばらく続きます。
両者の1ヶ月の利子の差は「300円」なので、「5ヶ月で追いつく」ということですね。

つまり「5ヶ月までは、30日間無利息の消費者金融の方が安い」ということ。
これは意外かも知れません。

なので、5ヶ月で完済する自信があったら、消費者金融で借りた方が低金利です。
また、オーバーして6ヶ月になっても、差額は300円です。

最短即日借り入れのしやすさなどを考えると、消費者金融の方が300円分のメリットはあります。
(審査にかかる時間の、自分の時給も考えれば)

…ということで、追いつかれるのは5ヶ月ですが、個人的には「6ヶ月までは、30日間無利息の消費者金融を選ぶべき」と思います。
(利子だけを重視する場合でも、ですね)

もちろん、30日間無利息のない「SMBCモビット・アイフル」などではこれは当てはまりません。
30日間無利息があるのは「プロミス・アコム・レイク」です。
銀行カードローンよりも低金利で消費者金融を使いたいという場合、これらの業者で申し込むようにしましょう。

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